|
2002年の1月5日、痴呆で同居の義母が亡くなっているのを見つけた。4日の夜に「くも膜下出血」で死亡したと警察医の診断だった。5日の朝に世話に行った女房が動かないばぁちゃんを見つける、救急車を頼むと、人工呼吸や心臓マッサージをしていてくれと救急の指示、私は心臓マッサージなどをしてみたが、その時に脈も無く死んでいると思ったけれど、もしかすると生き返るのかも知れないとも思った。それでも手足は冷たいし、自分もドキドキしている。救急隊が来て、やはり死亡が確認され病院への搬送はされなかった。その代わり警察による検死が行われ刑事さんや警察医やら5人が散らかった部屋の写真や事情聴取、そしてばぁちゃんの体を調べた。結果は普通透明な髄液に血が混じっていることから脳動脈瘤破裂が疑われるとのことだった。 遺体引渡し書にサインをして、遺体はそのまま布団に置かれ警察も帰ってしまうと、ただぼぉーっとしてしまった。ぼぉーっとしながらも、このまま寝かせておくわけにはいかないんだよな、どうするんだろななど考えていた。桐箱やドライアイス?お葬式?さて菩提寺も無い義母だし、葬儀屋さんもどこがどうかも分からなくて不安、お金も必要だし、ばぁさんは保険にも入っていない。さらに、十年以上も入退院を繰り返したため社会から遠ざかり親戚や友人もいない、まいったな。もっと先のことだと思っていた。とにかく、さまざまな不安で気持ちが悪い、とはいってもちゃちゃとやらないとなにもかにも動かない。お寺は後にしてこのホームページがきっかけの知人に葬祭センターを紹介してもらい電話をする。さすがに予定のできない事態なので業者も24時間体制対応が早い。でも、その後が困った。枕経が無いと祭壇や湯灌などができないらしい。でもお寺が決まっていない、お寺探しにまた四苦八苦、お寺は先々のこともあるので心配がさらに大きい。結局、数年前に永代供養の相談をしていたお寺に頼む。住職は18時の連絡にもかかわらず、19時30分に遠刈田から来てくれ枕経を行う。翌日、葬祭センターが祭壇を組み、湯灌などして棺に納めた。埋葬許可証や現金の準備で喪主だけれど用事はたくさんあった。そして8日、火葬および密葬が終わった。 まだ四十九日や百ケ日など有り完全に終わったわけでは無いけれど、将来初めて経験する方のために、特に生命保険などに入っていない場合一番心配な費用について、一例として紹介することにします。自宅で医師の立会い無く死亡すると検死が必ずあります。「他殺、自殺、病死」の3つの可能性を調べるわけです。この検死料は医師に支払いますが私の場合、時間外1万円、検案料3万円、書類2通2万円、合計6万円でした。また、お寺は、電話で一度相談はしたものの初対面であるにも係わらず四十九日の法要まで真言宗院号戒名料を含んで火葬密葬後に一括、「ご回向料」45万円をお納めしました。葬祭センターは、家が狭いや近親での密葬と最低限にしていただき概ね20万円以内とのことでした。 色々と不安だらけでどうなるのかと心配しましたが、このように密葬まで終了したのです。この後、納骨永代供養の費用が50万円程度必要とのことではありますが、なんとかはなっていくのでしょう。これから核家族が増えると葬儀の式次第もそうですが、費用の準備など色々情報が必要なのだなと思い私の一例として紹介、また自身忘れないように記載いたしました。 最後に、ご厚情を賜りました皆様に感謝いたします。 |